印Let's Write The Japanese First Light Novel.
Since 2012-06-01
Update 2014-07-01
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第1巻 時間と歴史

第2巻 羅述と衛姥

第3巻 事件と救出

第4巻 牛肉と麦酒

第5巻 旅路と佐渡


主要キャラ 画像



枕草子 原文 全323段




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- 【俺のラノベは平安絵巻】 第2巻:page26 -
「でもさ、誰がやんの? それ」
「ゆかりとしずかと飛鳥あすか瑠璃るりかな。いや瑠璃はうどん屋で忙しいからダメか」
玉藻たまもは?」
「あいつできるかな?」
「……多分大丈夫、あたしの方が不安」
「いや、自分で言うなよ、お前。ちゃんと喋れるだろうな」
「……こういう喋り方にしてしまえばいい」
「あ、そっか。そういうキャラな」
「……伽羅の話は前にした」
「じゃあ、俺が話しを考えるから。大体の絵を描くから、しずかは綺麗に書き直してくれ」
「……分かった」
 サラっと絵を描いた。
 帝と、イヌ・サル・キジ、それと桃と酒呑童子と酒樽、でいいかな。
「こんな感じで、さっきのみたいに、腕と足、キジは羽根だけど、別に描いてくれ。ゆかりは色塗りな」
 さて、シナリオを作るか。
 配役は、主人公は誰がやるかと言えば……玉藻かな、あいつ、ちっちゃい時とおっきい時で口調変えてるから、何でもできるのかもしれない。ゆかりにやらせてもいいし。
 っと、人数が足りないか?
 仕方ない、俺がやるか……なぎだ!
 っていうか、何であいつ枕部じゃないんだっけ。枕部に入ればいいのに。
 内容はこの前書いたのをちょっと変えるだけだし、キャラを決めたらサクっと書けた。
 絵もできてきているけど、もうちょっとか。
「なあ、玉藻ってどうしてる?」
「……うちで修行中」
「何の?」
「……陰陽師おんみょうじ
 妖怪の陰陽師って、何か共食いみたいだな。この前は妖怪退治とか言ってたし。
「じゃあ、明日は連れてきてくれ、飛鳥にも伝えてくれるか?」
「……分かった」
 俺も色塗りを手伝って、完成させた。
 乾くのを待って、切ったり貼ったり縫ったりして完成。ふたりで目パチ口パクさせたりして、楽しそうだ。
 じゃ明日頼むな、と言って解散した。
 夕食時、伊周さまに芝居のことを話した。
 説明が大変だったが、なんとか分かってもらえた。
「なるほど、で、いつやるのですか?」
「みんなで練習して、できるようになったらです」
「そうですか……それは主上おかみに見ていただいて、やっていいかお伺いしないといけないでしょうね」
「え、そう、ですか?」
「はい。それは主上が出てくるのでしょう?」
「そうですね。よかれと思ったのですが」
「芝居というものは悪くないと思いますから、とにかく、明日にでもお伺いしておきますね」
「お願いします」
 そうだよな、帝自身が出てくるようなものだから。
 って、最初に見せるのが帝ってことか。
「それと、諾なんですが」
「ええ、どうしました?」
「枕部に入れるのはムリでしょうか?」
「とんでもない。諾もなぜ枕部に呼ばれないのかと私に言っていましたよ。まさか忘れてたのではないでしょうね」
 きっちり忘れていましたけど。
「い、いえ、伊周さまのご用で忙しいかと思って、遠慮していました」
「ならば諾を枕部に移させましょう。明日から使ってかまいません。後のことは私がなんとかしますから」
「ありがとうございます」
「後で直接言ってあげてください。喜びますよ」
 食後、諾に伝えに行った。
「諾ぃ、お前、明日から枕部になったから」
「え?」
「枕部になるの、伊周さまからお許しを頂いたから」
 諾、それだけで涙ぐんでるし。
「嬉しい、です。やっと光さまのお手伝いができます」
「そか。待たせてごめんな」
 抱きついて泣いてる。そんなにか?
「なぁ、諾ぃ、お前て何で男の格好してるんだ? 親父さんと掛けでもしてるのか?」
「ご存じだったんですか? 流石は未来人です」
 いや、よくある設定を言ったまでだが。久しぶりに未来人って言われたな。その後、諾から色々と聞いた。
 今は言えないけど、そのうち書けるかもしれない。
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